植木のお手入れシーズン始まる。桜のちょっと怖い話。

5,6年前から、実家の庭の植木を切るお手伝いをしています。


お庭を持っている方はお分かりいただけると思いますが、ゴールデンウィーク頃から緑の生育期で少し放っておくと、植木も雑草もあっという間に手も付けられないほど伸び放題になり、夏にかけて定期的にお手入れが必要になります。


実家の地区は高齢化も進んでいて、植木を思いっきり短くしてしまう家が増えています。
手が届く高さにしておけば気になった時に自分で切れるので、脚立から落ちるという心配もないですし、お隣りさんも庭がプチガーデンのようになっていてとても可愛いかったです。


私の実家の庭木も、どの木も脚立に上って届くぐらいなので、そこまで大がかりではないのですが
植木を切るのは全くの素人なので、最初の頃はとても大変でした。
私はひたすら切る専門です。形も真四角にしてしまって、見るたびに笑ってしまうおかしな姿にしたことも(笑)
最近は、そこそこ上達してきて楽しめるようになってきました。
こじんまりと完成した姿をいろんな場所から眺めて、自己満足でニヤニヤしてしまいます。


今回は、桜と椿と名を知らない木の、合計3本を切ってきました!

 


桜(ソメイヨシノ)は小ぶりなものですが、一番大変でした。
日本人が大好きで日本の春の象徴となっている桜ですが、本来庭木には適していないようですね。
葉も根も縦横に伸びる木で場所を取りますし、「バラ科」の植物なので、虫を寄せ付けやすい性質もあるようです。


家を建て替えた時に父は植えるのを反対したらしいですが、せっかく苗木をいただいたということで植えることになりました。
細い苗木が20年ぐらいたち、たくましく育ちつつある桜の木を見てここ数年前から怖いなーと思っています。
桜の花はすごく綺麗で華やかで散り際も素敵なのに、可愛らしい花が散った後のあの枝と葉の生命力はなんでしょうか。。驚くスピードで伸びる枝と葉の姿、年々太くなる幹を見て、毎年引いてしまいます。。


今回はさらに、ぎょっとしてしまうものを見てしまいました。
今までは見えなかった根っこが土から出て張っていて、物置きの下に侵入している感じでした。
え?桜の根っこってこんなにたくましいの??と、恐ろしくなりました。
こ、、これは、、、あと何年かしたら、物置きが盛り上がってしまうのではないでしょうか。。。
桜の特性の根上がりというものらしいです。


春に枝を切ってしまうと切り口から出る樹液によって生長を弱らせたり腐らせてしまうこともあるようですし、切りすぎると翌年花が咲かなくなってしまうのですが、気にせず思い切り切って高さを止め、間引きして風通しもよくしています。桜の木にしてみれば少し可哀そうです。


庭木にするなら品種を考えたほうがいいですね。豆桜という樹高が高くならない品種もあるようです。

NHK みんなの趣味の園芸 庭で桜を


私はやっぱり桜は、お花見で見に行くのが一番いいです(#^.^#)

 

 

桜が怖い繋がりで、こんな記事もありました。
感動するほど美しく咲く桜の、意外な一面を知りたい方はこちらをご覧ください。


〇桜は元来不吉なものだった。