写真を撮りに、上野動物園に行ってきました。(Pentacon Auto MC 135mm/F2.8)

梅雨が明ける前に、上野動物園に行ってきました。
 
今年に入ってから一眼レフカメラを買って、花などを撮っていたのですが、動物(動いているもの)が撮りたくなって、動物園に写真を撮りに行きたい!と思いました。
 
でも私が持っているレンズでは動物に近づいて撮れないため、いろいろ調べたら、上野動物園なら135mm(中望遠)のレンズでも楽しめることが分かりました。
 
さらに、一眼レフカメラがフルサイズなので、APS-C設定にすれば×1.5の倍率(202mm)で撮ることができます。これはいい!と思ってオールドレンズの135mmを購入して、練習もまともにしないまま行ってきました。結果、十分撮影を楽しむことができました!
(オールドレンズとは、 フィルムカメラ時代に使われていた昔のレンズで、主に手動でピントを合わせるタイプのマニュアルレンズのことです。)
 
 レンズ:Pentacon Auto MC 135mm/F2.8
 ボディ:sony α7II
 天候:曇り
 
 
上野動物園といえば、パンダ!ちょうどシャンシャンが3歳を迎えたばかりです。
残念ながらコロナの影響で、パンダの撮影はNGとなっていました。
シャンシャン、すっごく可愛かったですよ。顔が整っているんですよね。
パンダはたれ目に見えるのと、耳が黒いのが可愛いですね。
 
 
☆シロクマ(ホッキョクグマ)
2頭いるのですが、この日は1頭のみ外に出ていました。
梅雨のジメジメした気候に少しお疲れの様子?
それともお昼過ぎに行ったから、ご飯を食べたあとで眠いのかな。
 
☆ヒグマ
クマはずっと鳴いていました。
 
☆アジアゾウ
ゾウやキリンなど、大きな動物を見ると、動物園だ!って思いますね。
ちょっと小さめなので子供だと思います。他にもっと大きな2頭がいました。
 
☆サル山
こんなに静かなサル山は初めてでした。みんなまったりしていました。
ボスザルも、どこにいたのか分からず。
 
☆ハシビロコウ
カメラマンに大人気だったのが、ハシビロコウでした。
あまり動かないから、撮りやすいのも人気のようです。
この日は羽根を大きく広げて、いろんな動きをしてくれました。
歯はなく魚はそのまま丸飲みするそうです。
 
☆アルパカ
坂の上から、アルパカを発見!アルパカ好きなのに、近くで見るのを忘れました。
 
 
 
☆バーバリーシープ
隅っこから隠し撮りをしていたら、バレました(笑)
伸びをしながらこっちを向いて、じっと見られました。
角が大きい方なので、オスです。
 
☆キリン
キリンは、赤ちゃんがいました!名前はヒカリです。
今年の2月に37年ぶりにキリンの赤ちゃんが誕生したみたいです。
5か月でこんなに大きくなるんですね。
ピントが合っていないですが、お母さんと思われるキリンが歩いてきて
こっちを向いてくれました。とても優しい目をしていたのが印象的です。
 
☆フラミンゴ
フラミンゴは綺麗な色をしていますね。水辺にいたので絵になります。
 
☆ケープペンギン
アップに切り取り。
ペンギンはたくさんいました。ペンギンの歩く姿って可愛いです。
冬服から夏服に衣替え中(換羽中)の子もいました。
あと少しで全部抜け落ちる古い羽。毛ではなく、羽です。ペンギンは鳥です。
 
☆ワオキツネザル
たくさんいて、動きが速いからピント合わせが大変でした。
 
 
ちょうど最後の展示「アイアイ」を撮ったところで、「メモリーカード容量いっぱい」で終わりました。どれだけ撮っているんだ(笑)というぐらい、夢中になれました。
 
動物は、こうやってある程度表情が分かるぐらいに撮れると楽しいですね。
望遠レンズならもっとアップに撮れるから、それもまた楽しそうですが、私は大満足しました。中望遠の楽しさを知ってしまった1日でした!
 
レッサーパンダを見たかったのですが、展示中止で見られなかったです。
 
この日は楽しくて1日が終わってしまったのですが、翌日になってライオンを見ていないことに気づきました。調べたら、昨年の秋ごろに最後の一頭が亡くなっていました。
 
10年ぶりぐらいの上野動物園なのですが、なんだか全体的に動物の数が減ったような感じがしました。1つの展示スペースに1頭の動物もいて、さみしくないのかな?って思いました。
10年、20年と、ずっと同じ場所で過ごすわけじゃないですか。同じ景色を見て。
どんな気持ちなんだろう。でも動物園のおかげで、私たちもいろんな動物を知れて楽しめるし。。
 
展示が中止になっていた動物がたくさんあったのに、周るのに3時間かかりました。
写真を撮っていたからだと思うけど、こんなに楽しめて600円は安すぎると思います。
 
あと、パンダのシャンシャンは2020年末の返還期限までに、中国に帰ってしまうそうです。
日本生まれだけど、レンタルされた親から生まれたため、だそうです。
3歳半ぐらいで中国へ帰ってしまうとは、残念ですね。
 
今度は、動物の赤ちゃんが生まれて公開になったタイミングで写真を撮りに行くのも
楽しそうだなぁと思いました。
 
動物園を出たところに、不忍池(しのばずのいけ)があって、蓮(ハス)の花があちこちに咲いていました。午前中しか咲かないと言われているけれど、午後でも見ることができました。
ハスの花こそ、中望遠レンズではちょっと遠かったです。
 
 
いま上野動物園はコロナの影響で、入園者を1日4,000人に制限しています。
ネット(もしくは電話)で事前予約が必要です。
そのおかげで、とても快適に見ることができました。
 
 
中望遠レンズがとにかく楽しい1日でした。
動物を撮ろうと思わなければ買うことはなかったのですが、本当に買ってよかったです。
これで花を撮ったら、ボケてふんわりと撮れるのかな?と思うので、これからもこのレンズでいろいろ撮りたいと思います。
 
ちなみにこのオールドレンズは、中古のカメラ屋さんのサイトで購入しました。
まず135mmを買おうと思って、どのメーカーの135mmにしようか決めて、あとはネットで
状態の良いレンズが出品されるのを待つ日々でした。
 
メルカリでもたまに出ていたのですが、中古のカメラ屋さんに出品された時に、これだ!とすぐ購入しました。私は初心者なので、カメラ屋さんの方が、動作確認・メンテナンス・整備済みなところが安心です。13,200円でしたが、メルカリならもっと安いと思います。
 
どの135mmを購入しようか決まるまで、頭の中はレンズのことでいっぱい。
このレンズにしよう!と決まってから、いつ出品されるか、いつ手に入れることができるのか、全く分からなくソワソワする日々。
そして出品を見つけた時の嬉しさ。他の人に買われないか、あまり迷っている時間はない。
いざ購入して、家に届いて箱を開けてレンズに出会う緊張の時間。カメラに装着して、その見た目にもうっとり。自分の好きなイメージに近く撮れた時のおもしろさ。
そして好きになって、大切にしようと思う。オールドレンズとの出会いは、まさに一期一会。そんな体験をしました。
 
オールドレンズをやりたくて、カメラを購入しました。与えていただいて感謝です。
まだまだ始めたばかりなのですが、これからもっとハマってしまいそうです。