2日目の朝は、4:30から朝日を見に「弥陀ヶ原ホテル」周辺を散策しました。
山があって日の出は見えませんでしたが、朝焼けはとてもすがすがしかったです。
もし日の出を見たいなら、弥陀ヶ原より標高が高い室堂に泊まるのがよさそうですね。
360度見渡せて山の自然な風景と、鳥がホーホケキョと鳴く。
普段東京にいるので、こんなに贅沢な朝から始まる1日を毎日迎えられたら、とても素敵だなと思いました。
朝食は6:30からで、和と洋のバイキングでした。朝食もとっても美味しかったです。
バイキングって、見るだけで楽しくて全種類食べたくなるのですが、取りすぎ・食べすぎ注意ですね。
売店のお土産でも売っていた、白海老の甘酢漬けもありました。
午前中は、ホテル周辺の弥陀ヶ原を散策しました。
湿原に敷かれた木道を歩いていくゆっくり1時間コースです。
ここでも可愛らしい高山植物にたくさん会えました。
ワタスゲです。白くてほわほわ。弥陀ヶ原らしい景色です。
トンボもたくさん飛んでいました。二匹止まっています。
11:00に「弥陀ヶ原ホテル」のレストランで、白えび入りふわふわ定食を食べました。
白海老の唐揚げがさくさくで美味しい!
隣りの丸いのは、白海老をムース状に揚げたもので、やわらかくてふわふわでした。
午後は、高原バスで少し下り、標高1000mの美女平へ行ってきました。
ここは乗換駅ということもあり、スルーしてしまう人も多いと思います。
天然の立山杉の巨木があちこち見られて、杉とブナ林の共存ってめずらしいみたいです。
ここでアクシデント発生!
散策コースの入り口が分かりにくいです・・・。看板はあってたぶんここから入るのかなって思うのですが、本当にここ行くの?っていう入り口なんです。
急な下りの階段だし、その先は、行き止まり!?っていうぐらいに緑がうっそうとしています。この森の中を入って行って本当に大丈夫なのか?と不安になります。
事実、他にもちらほら観光客が来ましたが、行くのを止めてしまった人たちもいました。
一周して帰ってきた人たちに聞くと、最初だけ急な道で歩きにくいけど、そこを抜けたら大丈夫、とのこと。
でも母もいてこの入り口は行けないとのことで、散策コースの帰り道と思われる車道を少し歩いてみました。
そして母は先に駅に引き返し、私と姉だけ途中で森の中へ入ってみました。
ショートカットできる入り口でした。
美女平は森林浴とバードウォチングが出来るみたいですね。
私は森の中は落ち着かず、早く車道に出たいとさっさと歩いてしまいましたw
確かに、急な階段でぎょっとするのは最初だけでした。
案内看板にそうやって書いてあると安心して森の中に入れるのにな。
「入口付近は急な下り道ですが、そこを抜けると視界が広がり歩きやすい散策道になっています。」とかね。
予定よりも早い時間のバスで、「弥陀ヶ原ホテル」へ戻りました。
早めにお風呂に入ってお部屋でゆっくり休憩してから、夕食前にまた弥陀ヶ原を少し散策しました。
しばらくすると曇っていたはずの空から、少しずつ太陽が見えてきました・・・!
太陽登場です!これは、、夕日と雲海が見られるのではないかな?って期待が膨らんで、そわそわしてきました。
2日目の夕食はフレンチを選択できました。
会場の空間と雰囲気が贅沢すぎて、どきどきしてしまいます。
ちなみに夕食会場は、和食も洋食も浴衣はNGです。
ホテルの1Fロビー、1F和食、2Fフレンチのどの場所の窓からも夕日と雲海が見られますが、雲海を見るなら少しでも高い場所の2Fがおすすめです。
太陽が眩しかったのか、窓のカーテンはすべてきっちり閉められていましたので、外の様子は分からず。
夕日が見られるかも・・とどきどきしながら贅沢なコース料理を一品一品いただきました。
この、「富山湾の宝石 白海老のオレンジ風味」の白海老がまったりして美味しかったです!
そして、、カーテンが開かれました・・・!
ちょっと分かりにくいですが、キレイな夕日と雲海が広がっています。
みんな席を立って窓から写真を撮っています。
こんなに美しい風景を見ることができて、しあわせです。
お肉が到着しました。「国産牛フィレ肉のグリル 赤ワインソース」です。
やわらかくて、ほどよく肉肉しくてすごく美味しいです。
こんなに美味しい料理を前に、夕日が気になって仕方ない。
窓があるから、写真を撮ろうとすると光が反射しちゃってベストなものが撮れない。
こんな風景はなかなか見ることができない・・と思ったら、私は走って1Fのロビーに来ちゃいました。
そして、スリッパのままだったので、また走って2Fのレストランに戻って部屋の鍵を持って走って3Fの部屋に行って靴にはきかえ、またまた走って1F玄関から外に見に行きました!
もう、言葉が出ない美しさ・・・。なんとも言えない気持ち。。
外で十分満喫してから、2Fのレストラン会場に戻りました。
2Fからのほうが、やっぱり雲海はキレイに見ることが出来ます。
あ、食べかけのお肉は、やわらかくて美味しいままでした。(ほっ)
スタッフの方も、「こんなに美しく見られて本当によかったですね。ここまで見られたのは一週間ぶりぐらいじゃないでしょうか。」とおっしゃっていました。
この夕日と雲海が、今回の旅行で一番の思い出になりました。
この日も20:15から、スタッフによるスライド上映会に参加しました。
昨日とは違うスタッフさんで、内容もちょっと違っていたので楽しめました。
上映会が終わると、今日は星が出ているとのことでみんなで外に移動しました。
眼が慣れてくると、空全体に星がたくさん出ていました!感激です!
ポインターで星を指しながら星の説明をたくさんしてくれました。
夏の大三角形、織姫、彦星、カシオペア座、北斗七星、白鳥座、とか。
説明を受けると楽しんで見られますね。
そしてまた、0:30に外に星を見に行きましたよ。また寝っ転がって。
黙っていつまでも見ていられました。
朝焼けを見て、夕日と雲海を見て、星空を見て、本当に本当にしあわせ。
本当に来てよかった。
3日目につづく。