毎年会社で実施していた「インフルエンザ予防接種」が、初めて見送ることになったそうです。ワクチン確保の見通しが立たないため、だそうです。
毎年思うのですが、私の周りでは、インフルエンザ予防接種を受ける人に限って、インフルエンザになるんですよね。。
そしてそういう人に「予防接種を受ける人がインフルエンザに罹っていますよね?」と言っても、毎年必ず予防接種を受けるんですよね。
私はインフルエンザ予防接種を受けない派なので、いつも受ける人を見て「本当に効果あるのかな~?」なんて思っていました。
厚生労働省のサイトを見ると、インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスの感染を完全に抑える働きはない、そうです。
インフルエンザウイルスに感染してウイルスが増えると、発熱やのどの痛み等インフルエンザの症状が出て発病しますが、インフルエンザワクチンは、高い発病予防効果を期待するものではない、そうです。
発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は、「60%」しかないそうです。
---(以下、厚生労働省の令和元年度インフルエンザQ&Aより)---
Q.21: ワクチンの効果、有効性について教えてください。
インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。
この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。
インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。
発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。
・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)
・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%
上記の例では、30人のうち18人は、ワクチンを接種していれば発病を防ぐことができた、ということになります。
---(抜粋ここまで)---
また、世界保健機関 (WHO) も、インフルエンザワクチンについて『感染予防の効果は期待できない』と認めています。
---(以下、こちらから抜粋)---
「世界保健機関(WHO)のホームページを見ても、インフルエンザワクチンについて『感染予防の効果は期待できない』と認めています。そもそも、インフルエンザはA香港型、Aソ連型、B型などと分類しますが、同じ型であってもウイルスは細かく変異を続けているため、ぴったりと当てはまる型のウイルスを事前につくり出すことは事実上不可能です」(内科医)
実際にホームページや公式見解を調べてみると、WHOの見解としては、
「感染予防の効果は期待できないが、発症や重症化を抑える効果はある」との表現が見つかる。
ちなみに、その発症予防効果は、老人で40~45%、乳幼児で20~50%、成人では20~30%だ。
---(抜粋ここまで)---
(参考資料)
過去の日経新聞によると、
日本のワクチン市場は、2011年(平成23年)で、約1400億円。
そのうちの4割(約560億円)が、インフルエンザワクチン。
2018年の「季節性インフルエンザワクチン」の製造量は、約 2,720 万本。
約半数の方が、予防接種を受けているのですね。
会社で予防接種を受けた女性が、肩の方まで腫れあがってしまったことがありました。正直、そこまでして予防接種を受けたくないです。
私は10年ぐらい前に、一度だけインフルエンザに罹ったことがあります。
その時の症状が、微熱だし、風邪かな?という程度で、普通に会社で働けていたんです。
なかなかスッキリ治らないので念のため病院に行ったら、「インフルエンザです。」って言われて、すごく驚きましたよ。
「先生、本当にインフルエンザですか!?こんなに元気なインフルエンザってありますか!?」って言ったら、「うーん、でも検査では陽性だから、インフルエンザだよ。」って言われました。
それで数日会社を休むことにしましたが、家で寝ていられないぐらい元気でした。
この経験があるので、インフルエンザに罹ってもいいやって思って、予防接種を受けようと思えないんですよね。
インフルエンザと診断されて薬を処方されても、1日早く解熱する程度だそうです。
インフルエンザに罹ったら、家でゆったり寝ていることが大切で、基本に戻ることが賢明とのことです。
2018年に販売開始されて話題になった、抗インフルエンザウイルス剤「ゾフルーザ」ですが、会社で働くおじさまが、ゾフルーザ を飲んでも治らず、しばらく頭痛に苦しみ、その人の周りに座っているみんなと家族全員にインフルエンザをうつして、本人は2週間たってもまだ寒気がしてしんどい、といったことがありました。
また、タミフルを飲んでもちっとも効かず、熱が下がらなくて苦しんだ人もいます。
---(以下、上田医院のハート通信より)---
質問; インフルエンザの場合は薬を一刻も早く飲まなければならないのですか?
答え;
「薬を飲んで早く治りたい」気持ちがあることは承知していますが、現代社会ではインフルエンザと診断されたら有無を言わさず最低5日は休まされます。
薬の効果は最大に見積もって1日早く解熱することしかなく、解熱してもウイルスは減らないことが証明されました。また肺炎などの合併症が減るとも証明されていません。
薬を飲まず、薬の副作用を心配せず、ゆったり寝ていたほうが体には優しいと思います。
---(抜粋ここまで)---
インフルエンザは、「かぜ症候群」のひとつで、かぜは英語で「cold(冷え)」と言われているそうです。
インフルエンザやかぜの、予防や治療は、体を温めることが大事なようです。
インフルエンザやかぜに罹ってしまったら、行けるようなら病院へ行き、仕事を休んで家でゆっくり休養して治せばいいと思います。
ところで、私はここ1週間ぐらいずっと、かぜ気味でした。
うっかりエアコンを付けたまま寝てしまって、喉を痛めてしまったことがきっかけです。
ここ3年ぐらいかぜをひいてなかったので、治すまでに1週間ぐらいかかってしまいました。タイミングがなく病院にも行かなかったのですが、熱はなかったので会社も休まずにすみました。
このようなこと↓を行ってかぜが治りましたが、もしまた、かぜ気味だと感じたら、今度は早く治したいです。
・こまめに水分を取るようにしました。(白湯やお茶を持ち歩いて)
・はちみつの飴(たたかうマヌカハニーが好きです)をなめて喉を潤しました。
・仕事中は、コンビニで買えるビタミンCのゼリードリンクや、ポカリを温めて飲みました。
・白湯を飲んでから寝るようにしました。
・たっぷりの熱い湯ぶねに長めに入りました。
・お昼に公園に行ったり、意識して外の新鮮な空気に当たるようにしました。
・栄養のあるものをしっかり食べました。
・インドカレー屋さんでスパイスカレーをテイクアウトして食べました。
今回久しぶりにかぜをひいて分かったのが、
「新鮮な空気の美味しさ」
「水(白湯)の美味しさ」
「栄養のある食事の美味しさ」
それらが体に入ると、「ああ、美味しいなぁ~~。」と心から思いました。それだけ体が欲していたのでしょうか。
人間にとって、酸素・水・栄養のある食事、がとても大事なんだと改めて実感しました。
普段から自分の体調や健康をきちんと管理して、かぜ・インフルエンザを予防したいと思います。
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