会社の二大派閥。保守派?革新派?

私の会社には大きな組織がたくさんあるのですが、その中で似たような組織が二つあります。


この二つは昔から何かと比べられることが多いのですが、その体質がまるで正反対なことに驚いてしまいます。
ひとことで言うと、保守派と革新派です。私はずっと保守派に派遣社員で属しています。


何年もの間、この二つの組織が統合されるというウワサがあり、水と油の統合、いったいどうなってしまうのか?一つの組織になったら、どっちのトップが立てられるのか?
と、みんなもそわそわしていて、私も少し大げさに、二大派閥どっちが勝利するのか?と思っていました。


特徴をあげると、、


■保守派
・トップが新卒からのし上がってきた人
・伝統的、古き良き時代の名残がある
・ある程度人が大切にされている
・おだやかで良い人が多い、その反面、上に意見を言う人が少ない
・部署の一体感がある
・外作業がなければオフィスには必ず出社する


■革新派
・トップが他社からの引き抜き
・人間関係はドライ
・個人に対する責任が大きい、プレッシャーに耐えられない人が出てくる
・人の出入りが多い(退職者も多い)
・数字さえ出していれば自由
・オフィスに出社することが少なく、どこで何をしているかよく分からない

 


私が入社したときの保守派の印象が、とても大きなものに守られている安心・安定感があり、おだやかで良い人が多くて、とても良い会社に入ることができたなぁと思いました。革新派は大変そうだ、保守派でよかったと思っていました。


ところが数年たったころから、じわじわとその保守派の快適な環境が破壊されていきました。

 

 

 

 

少しずつ、会社の方針がグローバル化され、全世界でフローを統一することになり、使うシステムが全てガラッと変更になりました。
今まで融通を利かせて助けてくれた日本の各部署が、社員も派遣も次々とクビになり、海外に移管されて行きました。
システムも英語で問合せ先も英語で、英語が苦手な私は一苦労。
現場の負担がとても大きくなり、特に一番したっぱの私は業務量も増えて、毎日とても忙しくなってしまいました。


そうなってくると、今まで私が良いと思ってきた保守派の組織が、返ってわずらわしく感じるようになってきました。
保守派の上位の人たちは、海外からの指示をすべて素直に受け入れ、どんなにおかしいことや間違っていることがあっても従います。
そのしわ寄せが、したっぱの人間に降りかかってきてしまいます。


それに比べて革新派は、まるで正反対の対応をしていることが分かりました。
私がものすごい苦労をしていた新システムを、革新派は、システムの導入自体を拒否した、と言うんです。
生産性が高いとは思えないシステムだから、今までのやり方を続けていると言われました。


保守派に慣れていた私は驚きました。上からやれと言われたものを、拒否することってできるんだぁ!とびっくりです。
その他にも、海外からの指示がおかしいと思ったら、社員も上位の人たちも、海外にがんがん意見を言ってくれるそうです。
その積極的で強気な行動にすごいなって思いました。

 

 

 

 

私も革新派の人に助けてもらったことがあります。とある件の海外承認をもらえず、お客様への返事を待たせていて、とても困っていることがありました。
その件の担当者がみんな辞めてしまって、上司にも助けてもらえず、海外の人に催促するも、私のメールなんか無視されしばらく保留になってしまって、どうするべきかと悩んでいました。


そんなとき、たまたま革新派の人が同じような件で海外承認をもらえず、海外に対して文句を言っているときに、私の保留になっている件を見つけてくれて、「承認がもらえなくて困っていませんか?」と連絡をしてきてくれました。
「はい!実はずっと困っているんです!」と言うと、「分かりました。海外に催促しますね。」と、海外の上位の人間たちをずらっと全員宛先に入れ、がんがん英語で戦ってくれました。そして承認が完了し、あっという間に契約が終結できることになりました。
あんなに困っていたものが一瞬で解決してしまったことに、あっけにとられました。


本当に助かりました。こんなにも海外に文句を言ってくれる人なんて、保守派には皆無です。
そこそこの立場の人に違いない、と名前を検索して調べたら、部長でもなく、普通に社員さんでした。これにも驚きました。
保守派だったらこうは行きません。まず、一社員が海外の上位にメールを出すなんてことはありえません。


まずは上司に相談です。そして、よっぽどのことなら本部長に話が行き、事故でも起こらない限り、統括本部長に話が行くことはなく、万が一そこまで行けたとしても、海外に意見することはしないでしょう。

意見するとしても、かる~く「この件はいかがですか?」と、ひとことメールして終わりだと思います。時間ばかりかかってしまって、結局ダメだった、というオチです。

 

 

 

 

劇的に変わっていく会社の業務フローに、保守派の文化のままでは対応できなくなりました。たびたび苦労して、毎月の残業が45時間を超えることが当たり前となってしまいました。


たまに会う、革新派のアシスタントさんとお話しをすると、「その件は大変だから、うちはやってないよ。」とあっさり言われます。
そもそも非効率なものは採用しないし、何かおかしいことがあったらすぐ社員や上司が動いて、体制と環境が整えられるから、とても快適に働けていると言われました。


会社が変化・進化したことで、古い体質のままの、保守派のダメな部分が浮き彫りになりました。みなさんはどちらで働きたいでしょうか。。


■保守派
・海外から指示されたことがそのまま下に降りてきて、すべてをその通り素直に行う
・おかしいことや間違っていることを、海外に文句を言ってくれる人がいない
・コスト削減で新PCが配給されない間、ボロボロで不調のPCを使い続ける
・モニターは革新派からのお古をもらう
・派遣はオフィスにいるのが当たり前
・派遣の負担が大きい
・新卒には、「早く会社のルールを覚えて。」と言う


■革新派
・海外から指示されたことでも、非効率なものはすぐに受け入れずに拒否する
・おかしいことや間違っていることを、上にも海外にもずばずば意見や文句を言う
・コスト削減で新PCが配給されない間、不調なら自分たちのコストを使ってさくっと新品に買い替える
・モニターが常に最新
・派遣でも自宅勤務ができないか?と人事に交渉する
・派遣は負担が大きくならないように守られている
・新卒には、「会社のやり方やルールが正しいとは限らない、常に自分で考えて。」と言う

 

 

昔は、保守派が居心地がよくて快適だ、と思っていましたが、会社が目まぐるしく変わっていく中で、保守派では限界が来ました。
もちろん良い部分もありますが、会社の変化に合わせて自分たちも変わっていかないと、ついて行けなくなってしまいます。
派遣社員であっても、言われたことを正確に行うだけではなくて、常に変化に対応して行き、会社以外でも、古いものにこだわらずに、変化していくことが大事だと思いました。


RAPTブログでも、常に自分を新しく変化させていくことの大切さについて、たびたびお話があります。


その後、二大派閥の保守派と革新派が統合され、大きな一つの組織になりました。もちろんトップには、革新派のトップが立てられました。

保守派は完敗です。長年の派閥争いはあっけなく終了しました。
今も変化・進化し続けていて、私が入社したときと比べて、まるで別会社のようになりました。


私の【考え】が変わりました。いつまでも古いものを握ったままではいけない、どんどん変化して行くことが大事なんだと知り、突然劇的に変わる、組織も上司も業務フローも、頭を切り替えてすぐに対応して行きたいと思っています。
このように考えが変わると、今までのものが急に古臭く感じてしまいます。古い考えを捨てることができてよかったと思います。

 

 

 

 

RAPTブログによると、新しいことを次々と行うことで、新しい知恵や知識が入り、脳も一新されて進歩していくそうです。
神様は新しいものがお好きだそうですよ。新しいものをどんどん吸収して、活用できるようになりたいです。
また、次々とテクノロジーが進歩して、それと共に大きく時代も変わっていくとお話しされています。


VOL.374 主の知恵は人間の想像を遙かに超えたものだから、主の御言葉に従って生きる人がどれほど栄えていくかは、人間の頭では想像することができない。


このお話を聞くと、これから先、世の中がますます変化していくことが分かって、希望が持てます。
今では政治家たちが何かやるたびに、それに関連する過去の悪事まで庶民にバレて、ネットで叩かれています。
(Twitterで、RAPTブログの読者の方たちが、RAPT理論を元に次々と政治の闇を暴いているんですよ、よかったら検索してみてください。)


私たち庶民を苦しめている政治家たちのやることに、すでに限界が来ていることが分かります。これについても、何年も前からRAPTブログで言われていたことでした。

 

 

9月11日に発足した新安倍内閣で、ハンコ議連会長がIT担当相で入閣し、時代遅れ感が話題になりました。

 

日本のIT相 78才 ハンコ議連会長
台湾のIT相 38才 Appleのコンサルタント・天才プログラマー
韓国のIT相 59才 大手IT企業の創業者・韓国のITブームを牽引

「レベル感の違いがすごい」78歳のIT担当相が爆誕→台湾の38歳天才プログラマーIT大臣が話題に

 

私の会社でも、リストラされたり、変化について行けなくて、自ら退職する人たちがいました。
一般の会社でさえ、古い体質のままの人や、古いフローが通用しなくなって進化しているのに、国会議員が古い考えや古い体制のままで、いいわけがありません。
安倍晋三・麻生太郎はじめ、安倍内閣はもはや老害と揶揄されていますが、その通りだと思います。


また、上記のRAPTブログでは、テクノロジーの進歩・高度化についても、お話しされていますよ。年齢なんて関係ないです。進化していくテクノロジーについていきたいです。おもしろいですね!神様はこんなお話しもしてくださるんですよ。


これは宗教に関係なく、たくさんの人が聞くべきお話だと思います。なんといっても、この荒波のような世の中を生き抜く秘訣が、たくさん語られています。
RAPTブログはまさに時代の最先端、どころではなく、ずば抜けて突出しています。次々と新しい情報を知ることができて、そのたびに驚き、もう、やることがたくさん出てきます。
のんびりと生きてきた私は、ついて行くのに必死で、できていないことばかりですが、それでも毎日が充実します。


聖書?キリスト教?と、宗教アレルギーがある日本人ですが(私もそうでした。)今を生きるすべての人が聞くべきお話が盛りだくさんです。


これからもRAPTさんは、新たなお話をしてくださいます。どんなお話しが出るでしょうか?わくわくです。
こんなにも世の中は暗い話題ばかりなのに、明るい未来について希望を持つことができます。私がRAPTブログを読み続けている理由の一つでもあります。


私は自分の残りの人生を、RAPTブログと共に歩んで行けることを、とても嬉しく思います。
RAPTブログで、人生の目標・夢を見つけて、充実したしあわせな人生を送る人が増えてほしいと思っております。