占いに頼ったところで、人生は決して良くなりませんでした。

「占い」。女性なら一度ぐらいは占ってもらった経験があると思います。

 

昔は「占い」というものにまったく興味がなかったのですが、20代後半から30代前半にかけて、友達の結婚・出産ブームが続き、結婚願望があった私は次第にあせりや不安が出てきて、自分は結婚できるのか?恋愛はうまく行くのか?それらを手に入れるには何をしたらいいのか?という答えをもらいたくて、友達が「占い」してもらったと聞けば紹介してもらって、いろんな人に占ってもらっていました。


心配していた悩みに対して「それでいい。」と答えをもらえたら安心して自信が持てたし、良いことを言われたら嬉しくて、前向きに生きることはできていました。


そんな中、私が一番はまってしまった「占い」は、「方位取り」でした。
今までは友達の紹介でしたが、これは自分でネットサーフィンをしていたときにたまたま見つけたものです。


この「方位取り」に興味を持ち、占ってもらったら面白くてどんどんハマり、うまく行かなくなったら次第に不安や心配が押し寄せ、その「占い師」の言葉だけを信じて頼り、最後はただむなしい空虚感だけが残ってしまった、という経験をしました。

「占い」とは本当に恐ろしいものです。


はまってしまった理由は、次々と「結果が出る」から単純におもしろかったのです。
「方位取り」とは気学で、「祐気取り」とも言います。良い方位へ行き、良い気を取り込むというものです。


最初は興味本位で「結婚相手と出会いたい」と相談しました。
そしたら、〇月の、〇日か〇日か〇日に、「北方位」へ行ってみてください、と言われました。近場でもいいけど、遠いなら遠い分の結果が出る、と言われたので、試しに札幌に一泊旅行をしました。(大泉洋さんのファンでしたので、北海道番組をよく見ていて行きたいお店が札幌にたくさんあったのが理由です・・笑)


「方位取り」をすると、3,6,9か月、、、と3の法則で効果が出るということでした。
最初に占ってもらったときに、私には「年上で理系の男性が合う」と言われていたのですが、本当に、その通りの男性に、3か月後に出会ったのです!2つ上で理系出身の男性です。
こんなにピンポイントで当たったので、これには驚きました。しかも、まさかの大泉洋さんファンというおまけ付き。ただ、お付き合いには至りませんでした。

でも「方位取り」はすごい!と実感して、またその「占い師」に相談しました。



 


一番効果があるのは、「吉方位」に引越しすることだと言われ、でもその時住んでいた街が気に入っていて離れたくなく「方違え」というものを行いました。この日と言われた日に移動して何十日か滞在し、この日と言われた日に自宅へ戻ってくる、引越しと同じ効果があるという方法でした。
仮住まいの部屋代や交通費で20万弱かかり、お金はなかったけれど、これで絶対に人生が良くなる、と思って決行しました。


その効果はやっぱり出て、何人か男性が現れました。自然に出会ったり、友達の紹介などで出会ったり、不思議と、一人現れて上手くいかないと、またしばらくして現れるのです。今ならただの偶然だと分かるのですが、そのときはここまで効果が出るのはすごい、と信じ込み、「占い師」の存在がどんどん大きなものになっていきました。


「自分の悩みをすべて打ち明け、自分のことを分かってくれる存在であり、絶対に解決してくれるから、先生だけが頼りで、先生のアドバイスだけ聞きたい。」という存在でした。


これが洗脳というのでしょうか。

ただしこのあと私は、先生に対して不信に思ってしまったことがありました。


何かあればメールや電話で相談をしていたのですが、あるとき電話鑑定が終わり、「鑑定料を振込みますね。」と言って電話を切ろうとしたら、「今回からね、8,000円になったの。」と言われました。1時間6,000円でも私にとっては高いのですが、まあ相場かな?と納得していたものの、8,000円と言われて、あれ?と急に現実に戻り、冷めてしまいました。


あと、恋愛に対して悲観的に考えてしまう私は、些細なことでメールをしてしまい、めんどくさく思われたのか、最後はメールをしても返事が来ることはありませんでした。


この「占い」で確かに何人か男性が現れましたが、お付き合いや結婚に至ることはありませんでした。そして自然と、「占い」からは離れてしまいました。
軽い気持ちで始めて、面白くてはまっていき、時間とお金だけがなくなり、欲しいものは手に入りませんでした。

 

 

 


その数か月あとです。


このブログ記事を読んで、「占いに頼っても人生は決して良くなることはない。」と分かり、「占い」と決別することになりました。


■江原啓之・美輪明宏から始まったスピリチュアルブームもすべてはルシファー信仰。

 

 

 

「スピリチュアルブーム」も「江原啓之」も「輪廻転生」も大嘘で、悪魔崇拝から出てきたものだったのですね。「江原啓之」の「オーラの泉」、流行りましたよね。
昔、大泉洋さんがゲストに出ていて、「江原啓之」にこのように言われていて、笑っちゃいました。


「大泉洋さんの前世は、アイヌ民族の族長をしていた。族の士気を高めるために歌ったり踊ったりしていた。この族は滅びてしまったので、こうして今また北海道に生まれ、所属している劇団で歌ったり踊ったり活動をして北海道を元気にしている。」


占いが好きな大泉さんも、さすがに笑いを堪えていたのが忘れられません。
こんな適当なことをテレビで真顔で言えるのですから、どれだけ悪質かって思います。

 

先ほどのブログ記事には、「パワーストーン」の話も出てきますが、その続きの記事でも「パワーストーン」がいかにデタラメなのかが載っています。


昔、「パワーストーン」を売っているお店に行き、気になった小さな石を手で持とうとしたらお店の人に突然「触らないで!!」と大声で叫ばれた経験があります。怖くてすぐお店を出ました。

むやみに人が触ったら石がケガれるとかで。でも、実際に買うか決めるときは、手に持って考えるのになぁと、あーもう、やだやだ。と嫌な気分になったので、「パワーストーン」を買ったことはないのですが、今でも会社や電車の中で、「パワーストーン」の腕輪をしている人をよく見かけます。

 


■RAPT×読者対談〈第86弾〉人生の取扱説明書の値段はいくらが適正か?

 

 

 

この話を聞いて、部屋にあった厄除けの「お札」や、捨てられずに転がっていた神社の「お守り」たちをゴミ箱にポイしました。何も悪いことは起きていないので、大丈夫です。むしろ、気持ちがスッキリしました。


女性の興味をそそり、気軽に手を出してしまいそうになる「占い」や「パワーストーン」や「お守り」などなど、、これらに頼ったところで人生が良くならないのは当たり前でした。出どころがすべて「悪魔崇拝」で、「悪魔」に頼っていることと同じことだったからです。
それに、自分で努力することを怠ってしまい、自分を客観的に見ることができなくなってしまっていました。どんなにお金をかけても人生が良くなるどころか、返って心が苦しくむなしくなっていました。


RAPTブログに出会い、正しい知識を得て、嘘や無駄なものにお金と時間をかけることがなくなりました。不要なものを捨てて、必要なものだけにお金と時間を使えるようになったので、生活がシンプルになりました。


「占い」にはまっていたときと比べて嘘のように、将来に対して余計な心配や不安を抱くことがなくなりました。


それは、正しく本当に頼るべき「神様」の存在を教えてもらったからです。


これからも、RAPTブログから学んだことなどを、書いていきたいと思います。